2014/05/25

『映画『スーパーローカルヒーロ』上映会』2014年7月5日(土)




時間:開場14:00/上映14:30
料金:1000円(上映後に行われる『トウヤマタケオ 7月の公演』にお越しのお客様は、ライブの入場料+500円でご覧いただけます。)


『スーパーローカルヒーロー』
2014/91分/HD/16:9/カラー/日本
監督・撮影・編集:田中トシノリ
出演:EGO-WRAPPIN’/二階堂和美/モアリズム/オーサカ=モノレ­ール/畠山美由紀/アン・サリー/小池龍平/ハンバート ハンバート/Chocolat & Akito/高鈴 など
取材協力:UA/中川敬/mama!milk/アーサー・ビナード(詩人)/鎌仲ひとみ(映画­監督)など
音楽:青柳拓次
アートディレクター:山下リサ
スチール:亀山ののこ
配給協力:シネマ尾道
製作・宣伝・配給:映画「れいこう堂」製作委員会
2014©映画「れいこう堂」製作委員会
映画「スーパーローカルヒーロー」公式サイト

<推薦コメント>
世の中には野暮な人と粋な人がいる。信恵さんは徹底して粋そのもの(アーサー・ビナード)
経済より大切な何かを、すごく考えている人(アン・サリー)
本当のヒーローはテレビの中じゃなくて、みんなのそばにいるのだ。(EGO-WRAPPIN')

尾道の駅裏に、古民家を利用した風変わりなCDショップがある。店の名を「れいこう堂」、店長は信恵勝彦という。日が差し込む店内には、無農薬野菜やら酵素ジュースやらセレクト雑誌やらがズラリ。隙間に、インディーズを中心としたCDが仲良く並んでいる。ところがこの「れいこう堂」、運がよい人だけが入れるという、宮沢賢治の童話にでも出てきそうな妙ちくりんな店なのだ。植木鉢の植物と水槽のメダカと昼寝する猫に留守を任せ、店長はいつもおんぼろカブで出かけてしまう。あるときはライヴやイベントの準備に、あるときは人助けに、そして店を存続させるためのかけもちバイトに・・・・・・。
本編はそんな店長の日常を追いかけた長編ドキュメンタリー。よれよれのTシャツに穴の開いたスニーカー、前にも後ろにも山のような荷物を積んだカブで尾道中に出没する”あやしげなおじさん”風の店長が、なにゆえ”ローカルヒーロー”として多くの人に愛され、子どもたちのハートをわしづかみにしているのか。その「秘密」が、親交のあるミュージシャンや尾道市民、移住者の声を通して解き明かされていく。
”今この瞬間”をライヴで燃やし尽くしている店長のひたむきさに、人が幸せに生きるとはどういうことかを改めて考えさせられる映画だ。